2012年5月30日(水) |
駅日誌(1816) 「顔面」 |
「わーん、お腹が空いて動けないよう」
「ほら、僕の顔をお食べ!」
「ありがとう! アンパンマーン」
〜「それいけアンパンマン」より、アンパンマンとカバオのやりとり〜
アンパンマンは、ガキ向けという印象が強いですが、なかなかどうして、思想的・哲学的に掘り下げるとかなり高尚な作品だとも言えます。ですが、顔を食べさせるというのは、絵本・アニメであり、また、顔が餡パンだからこそ絵になるのであって、もしこれが生身の人間だと正に地獄絵図です。
そんな地獄絵図がアメリカのマイアミで起こったそうな……
マイアミ警察に、道路の脇に全裸の男が居るとの通報があり、警官が駆け付けると、そこには二人の全裸の男が居ました。二人は地面に寝転がっており、その内の一人がもう一人の顔を生きたままムシャムシャと食べていたのだとか……
警官が声を掛けても一向に反応せずそのまま食べ続けるため、警官が発砲。それでも食べ続けるため、已むなく射殺。食べられていた方は、その顔の大部分を噛みちぎられていたものの、生きているとの事。
恐ろしや、まさに狂気の世界。麻薬か覚醒剤でもキメていたのでしょうか。何となく、マイアミって、ドラッグが出回ってそうなイメージがあります。行った事無いけど。
はて? とあるシーンを彷彿とさせます。
ギイィーと木製のドアを開けると、その奥の廊下先、曲がり角の付き当たりにしゃがみ込んでいる人。そして、何やら肉を噛みちぎるような音。近付くと、振り向くその顔は、スキンヘッドで白い、骸骨のような顔。立ち上がって手「あ゛あ゛〜」と声を発しながらがら迫り来るゾンビ! BIO HAZARD。
これ、ドラッグでラリっていたわけではなくて、T-ウイルスのような病原菌によるものだったりして。だとしたら、この事件は終わりの始まり、なわけです……
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2012年5月29日(火) |
駅日誌(1815) 「銀幕寸評」 |
日曜日に映画を見ました。本日はその感想及び、素人寸評です。
下記、タイトルの右の☆は私の個人的評点で、5ッ☆満点です。
「テルマエ・ロマエ」 ☆☆☆
人気漫画の映画化です。近年は、ドラマも映画も漫画原作が多いですね。これは、日本が世界に誇る漫画文化の凄さという誇らしい事なのか、それとも、映像作品を送り出す分野でネタが枯渇しているという嘆かわしい事なのか……?
ストーリーとしては、ローマの公衆浴場技師が現代日本にタイムスリップし、銭湯やジャグジーを見て衝撃を受け、それを取り入れた浴場を作るという話です。舞台はA.D.130頃のローマ帝国と、A.D.2012年の日本です。作品の主人公及びローマシーンの登場人物はローマ人というわけで、現代日本にタイムスリップした主人公は、「顔が平たい」などと驚くわけですが……
ローマのシーンでも、主たる登場人物は日本人ばかりやないか!! 安部寛、北村一輝、市村正親、宍戸開と、濃い顔の人ばかりを揃えては居ますが、これはちょっと無理があるかも? とは言え、この雰囲気はイタリア人に演じて貰うとイマイチになる可能性も? また、仮にイタリア人でも白人度合いの低い、例えばジローラモあたりの方がローマ人には似合いそうですね。
前半のローマと日本を行ったり来たりしてそれを取り入れるシーンは面白く、楽しめます。しかし、引っ掛かるのは映画的盛り上がりを入れようとして、山場や恋愛要素を盛り込んだ点は要らなかったかも。前半のノリの拡大延長で最後まで突っ走っても良かったのではないかと思います。
それにしても、安部寛って、全裸になる役が多いですよね。TRICKで付いたイメージ……?
ローマ帝国の浴場と言えば、カラカラ帝の大浴場が有名ですが、この時代よりも随分後の200年代の皇帝なんですね。このフィクションを史実に繋げて考えるとすれば、ルシウス(安部寛)のタイムスリップにより、カラカラ浴場も出来たのだという事になってしまいますね。
ここまで行ってしまうとトンデモ話になりますが、ふと、タイムスリップ物の辻褄合わせの難しさを思いました(今回の作品では、辻褄合わせ要素はちょっとだけでしたが……)。
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2012年5月27日(日) |
駅日誌(1814) 「広告」 |
土曜日の夕方から用事があったので、それまでの時間にケータイ国盗り合戦の期間限定企画「国盗り鬼ごっこ」をやっていました。東急電鉄&都営地下鉄とのコラボ企画で、各駅に貼ってあるポスターにあるQRコードを読み取ってアクセスするゲームです。
「QRコードのURLさえ手に入れば、行かなくても出来るではないか」って? 国盗り合戦のメインは、位置情報によるゲームです。という事は、QRコードを読んでも、その場所の位置情報も必要になります。もし仮にURLを手に入れたとしても、その近辺でGPS通信をしなければいけませんので、意味は薄いのです。
さて、その国盗り鬼ごっこの途中で、面白いものを見付けました。燕の巣です。二子玉川駅の改札横にあるコーヒーショップにありました。私の生まれ育った田舎では、然程珍しいものでもないのですが、都市部では珍しいかも? 人だかりが出来ていました。雛はもう随分大きくなっていて、もうそろそろ巣立ちをしそうなレベルです。その雛が並んで口を広げて、巣から放射状に顔を出していました。
良く見ると、そのコーヒーショップの壁の部分と同じ赤いパーツで補強されています。良い客寄せになるという意味で、店と燕は互恵関係にあるようですね。ツイッターやフェイスブック、mixi等、SNSが普及した現代では、寧ろ金を使った広告よりも効果があるとも言えます。
さて、国盗り鬼ごっこでは、東急線と都営線を乗り継いでうろうろするわけですが、移動中は案外暇です。持って来ていた文庫本が終盤だったため、途中で読み終えてしまいました。そんな時は、車窓から外を眺めるか、中吊り広告を見るか、です。
そこで、一つ気になる中吊り広告を見ました。司法書士・杉山事務所……借金返済等々のありがちなポスターです。気になったのは、同じようなイラストとレイアウトをどこかで見た記憶……
GWに九州に行きましたが、その時に、同じイラスト、同じレイアウトの法律相談ポスターで、台詞が、地元の方ももうあまり使っていなさそうなベッタベタの博多弁の物があったのです。
思うに……この法律事務所は、あちこちに支店があり、地域毎に台詞をいじったポスターを出しているのではなかろうか。そう思って調べてみると、東京・福岡の他に、大阪・名古屋・広島・岡山にも事務所がある様子。という事は少なくとも、関西弁、名古屋弁、広島弁、岡山弁のバージョンがあるという事でしょう。一堂に揃えて見てみたい!
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2012年5月25日(金) |
駅日誌(1813) 「網」 |
昔、大学時代には、2ちゃんねるという巨大掲示板をよく見ていました。今でも、いわゆる「まとめサイト」のような所はたまに見ます。今でも舌を巻くのは一本の動画をキッカケに、人物の特定にまで至ってしまうという匿名で結束して居ない集団の持つ探偵能力というか、執拗さです。
先日、まとめサイトに「小学生に因縁をつけて泣かした奴」といったような内容のスレッドで、中学生と思しき男子が、道を歩いていた小学校低学年の男子に後ろからわざとぶつかり、脅しているというYOUTUBE動画が取り上げられて居ました。
私が見た時には既にYOUTUBEは削除されていたのですが、その動画の複製が流布していました。それを見ると、画像は携帯で撮影したと思われる縦長の不鮮明なものなのですが、そこから辿って、特定まで至り、その中学生の学校で問題になったのだとか。よくこんな動画から特定まで至れるよなあ……と思います。これは追い込み過ぎという感もありますが、それ以上に、この勧善懲悪という流れに留飲の下がる気持ちもあります。
追い込み過ぎという意味では、以前に、同じく酷い内容の動画が元で自殺に追い込まれた人も居たとか……
そう言えば、グーグルマップのストリートビューアで、私が映っている場所があります。顔はぼかしが入っているのですが、もしその道のプロが本気で私を特定しようと思えば出来るのではなかろうか? 私みたいな者を特定してもしょうがないのですがね。
更に、住所を入力すれば、現在の我が家も、学生時代に住んでいた場所も映ります。即ち、都市部ならば、行った事の無い場所でも住所さえ知れば世界中の誰でも見れてしまうという事。
また、例えばフェイスブックでも私を辿るのは容易い事です。フェイスブックと言えば、ナスダックに上場して巨万の資本を調達しましたね。
もしかしたら、インターネット帝国は今まさに絶頂期なのでしょうか。ネット帝国主義時代。この場合の帝王はザッカーバーグか? 否、インターネットという実態の無い集合知が帝王なのでしょう。古典的資本主義のアダムスミスの言う「神の見えざる手」に近い存在。或いは、蟻や蜂は個体には意思がなく、群れが意思をもっているそうな……そんな存在。
果たして、その存在は「天網恢恢疎にして漏らさず」の天網のような物なのか? それとも、破滅へと誘う魔王なのか?
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2012年5月24日(木) |
駅日誌(1812) 「尻」 |
私は非常に楽な電車通勤をしています。必ず座れるので、朝は新聞を読みながら、帰りは文庫本を読んで、飲んだ時は眠って帰ります。そして、朝はかなり高い確率で隅の席に座れます。
ところが、その快適通勤を破壊する存在があります。それこそが、今回のタイトル通り「ケツ」なのです。
隅の席の横にはドア、そして、ドアと座席の端の間のスペースに立つ人が居ます。それ自体は、私も座れない時は好む場所なので、気持ちは分かります。だがしかし、座席端の仕切りやパイプに腰掛ける糞野郎が居る!! きったねえケツを俺の方に擦り付けて来るんじゃねえ!! この変態野郎!!
あれが不愉快極まりないのです。そりゃあ、車輌の中が混んで満員化してきたら、そうなるのもしょうがないのですが、まだスペースがあってもそこに腰掛ける輩が居るのです。いっその事、ホモのフリでもして撫でてやろうか!? それだけで撃退出来るかも。また、もし文句を言って来たら、「ケツを突きだして来るから、撫でて欲しいんかと思ってのう。何なら掘ったろか?」とでも返すか……
否、そんな事をしていたら、得るものよりも失うものの方が大きそうです。それに、もし向こうが本物のホモだったら……!!
根本的には、あの仕切りを高くして貰うしかないんだろうなあ……JRは大抵の車輌で壁がそそり立っているのですが、ああいう風に。
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2012年5月23日(水) |
駅日誌(1811) 「会報」 |
何らか会の会員になっていると会報という物が届きます。帰宅したら、会報が一つ届いていました。
「人間椅子倶楽部会報」。私は好きなミュージシャンは数あれど、ファンクラブに入っているのは、この人間椅子だけです。
年一回なのですが、遅れ遅れになっているのだろうなあ……会報の末尾のページに、今夏のライブツアーの案内がありましたが、「詳細は後日届くDMに記載」とあったのですが、そのDMはもう1〜2週間前に届いていました。
とは言え、内容はなかなか面白いものでした。今回から連載企画が出来たので、これからは発行頻度も増やすのかも? それとも年一回は変わらない? 否、それどころか、連載がポシャる可能性も……まあ、ここは生温かい目で見守るか。
その連載企画の中で、東北本線の寝台列車「あけぼの」についての記載がありました。ベースの鈴木研一が弘前に帰省する時には、新幹線ではなくそれを使っているとの事。5時間で行ける所を12時間かけて行く、いわゆるブルートレインです。
そう言えば、私はブルートレインには乗った事が無いなあ。「ムーンライトながら」という東海道線の夜行には乗った事がありますが、その車輌は寝台列車ではありません。寝台列車というのも面白そうです。
おっと、「遅れ遅れ」と批判していながら、私の方にも遅れ遅れの要素が……年会費をまだ払っていませんでした。もう3カ月程経過しています。毎回、会報と同時に郵便振替の用紙が届くので、その時に入金しています。しかし、これが届かない事には、入金の仕方が分かりませんし、しょうがないですね。
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2012年5月21日(月) |
駅日誌(1810) 「蝕」 |
土・日にエネルギーを使った上、今日は早起きをしたので、帰ってゴロゴロしていたらいつの間にか眠っていました……早起きの理由は無論、金環日食。
普段の通勤時間だと、丁度電車に乗っている最中に金環を迎えてしまいます。というわけで、今朝は、会社の最寄り駅に7時半前に着くように出ました。駅を降りると、歩道橋の所に人が居て、空を見上げていました。手に手に観察グラスを持って居ます。
辺りは心なしか薄暗い……矢張り、太陽の大部分が隠されているわけですから、当然と言えば当然。これが皆既日食だったら、もっと暗くなるそうですね、それも一度は経験してみたいものです。
私は観察グラスは持って居ません。日曜日にハンズやロフトに行ってみたのですが、どこも売り切れでした。
さて、どうしたものか? しかし、幸い(いや、本来は生憎なのですが)曇り空です。肉眼でも見えるタイミングもある筈。というわけで、私の観察は、厚めの雲が掛かった時の肉眼と、日差しが強くなった時のピンホール投影式という風にしました(太陽を肉眼で見るのは、目を傷めるので、御奨めは出来ません)。
夕立が来そうな時のような薄暗さの中、リング状になった太陽を見る事が出来ました。また、日差しが強くなると、グラスが買えなかった代わりにコンビニで入手したピンホール投影カードも投入。金環は過ぎてからでしたが、投影された日光が三日月状になっていました。
ピンホール投影 / 厚い雲が掛かったタイミング。こんな写真ではなかなか上手く伝わりませんね。
沢山の人が、ほんの数分ですが、そのために早起き。この次は300年後……
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2012年5月20日(日) |
駅日誌(1809) 「人間筋肉少女椅子帯」 |
土曜日に、筋肉少女帯と人間椅子の対バンライブがありました。場所は赤坂BLITZ。
開場1時間半前程に行ったのですが、一足遅かった! 今回は物販で限定コラボTシャツが発売されると聞いていたのですが、その販売に長蛇の列。
私もいそいそと並んだのですが、並んでいる途中に、Sサイズ売り切れ……Sはどうせ着られないしなあ……やがて、Mが売り切れて、その後XLも売り切れ! という事は残るはLのみ。いや、Lが丁度良いのですが、現在これだけ並んでいて残り1種類。しかも、誰も列から離れないという事は、私の前に居る人全てLサイズを買うつもりではないか……これは無理だと悟り、離脱しました。案の定、程無く売り切れ。
肩を落として、煙草が吸える喫茶店に入りコーヒーブレイク。しかし、幸いな事にそのTシャツは通販で追加発売する事が決まったようです。欲しい!! のだが、ライブTシャツって使い道があんまり無いんだよなあ……気を取り直し、開場を待ちました。Tシャツなんてのはただのオプション。メインはライブです。
開演時刻には、人間椅子の出囃子が鳴り、人間椅子の登場。8曲演奏し、続いて筋肉少女帯が8曲演奏。
人間椅子は近年のライブの定石と言える選曲でした。筋肉少女帯は、私は初ライブです。CDも「筋少の大車輪」(ベスト版)しか持って居ません。しかし、メジャー曲中心の構成で、殆ど分かる曲でしたので、楽しめました。「Xジャンプ」ならぬ「ダメジャンプ」(踊るダメ人間)にも初参加出来ました。……ここまででも充分楽しめたのですが、ここまでだともしかすると通には物足りないかも知れません。
しかし、この後、アンコールに相当する部分として、「人間筋肉少女椅子帯」という混成バンドによる演奏パートがありました。
先ずは、「Black Sabbath」ならぬ「ブラック菩薩」(ビックリマンのキャラクターみたいだ)によるBlack Sabbathをカバー。構成は、Vo橘高(筋Gu)、Gu内田(筋Ba)、Ba鈴木(椅Ba)、Dr中島(椅Dr)。
続いて、人間椅子×筋肉少女帯でかつて演奏した「君は千手観音」、「僕の宗教へようこそ」。
その後、鈴木研一が斧ベース(KISSのジーン・シモンズモデル)に持ち替え、案の定KISSを演奏。ベーシスト二人で血糊を吐くというパフォーマンスも。
最後は、全員で、人間椅子の「林檎の泪」、筋肉少女帯の「釈迦」。
御腹一杯。そう言えば、前述のCD「筋少の大車輪」には「大釈迦」という曲が入っているのですが、それは当時の現役&旧メンバーによる大人数演奏の特別版「釈迦」です。今回の大トリの「釈迦」はそれに近い趣かも知れません。
そう言えば、筋少って、昔から何故「筋肉少女隊」ではなく「筋肉少女帯」なのでしょうか? 俗説は色々あるようですが、「Band=帯」って事……?
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2012年5月16日(水) |
駅日誌(1808) 「節電」 |
私の勤め先は、5月の頭からクールビズになりました。なので、私は早速上着&ネクタイ無しで通勤しています。とは言え、まだ通勤電車を見ても、上着を着ている人の方が多いです。こんなに早くに完全クールビズ化に移行してしまって、本格的な夏は大丈夫なのか!?
しかし、どうも最近、鼻の調子が悪くクシャミが出がちです。これではまるで、やせ我慢しているみたいではないか……先週末から埃っぽい部屋をちょこちょこ掃除しているせいです(そんなになるなんて、どんな汚い部屋なんだ、と)。
昨年の原発事故以降、とうとう日本全国の原子力発電所が全て停止してしまいました……東京電力管内は計画停電等にはならない見込みですが、社会風潮としては「節電」でしょう。至る所で冷房は今夏も弱い設定となりそうです。それどころか、今年最も電力的に危ないのが、関西電力管内です。計画停電実施になるのではないでしょうか。これは、クールビズの一歩先を考えないといけないか?
というわけで、私の考える超クールビズを……
その@、ふんどし、綿の入っていないチャンチャンコ、草鞋。江戸時代には有り触れた恰好だった筈です。これぞ、クールジャパン。伝統のクールビズ!!
そのA、上半身裸、ネクタイ、短パン、踝丈靴下&革靴。英国から入って来たスーツという衣装を極限まで軽量化。暑さの中にもジェントルマンである事を忘れない、紳士のクールビズ!(殆どこち亀の海パンデカ)
貴方なら、伝統と紳士、いずれを選びますか?
ふざけているように見えるかも知れませんが、極限まで節電をしようと思うと、真夏にはこれくらいの恰好になりたいものです。
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2012年5月15日(火) |
駅日誌(1807) 「ぞすろく」 |
「ぞすろくちなんぞ?」 「おなごんつからだそうな」 「おなごつからあっか?」 「わがんね」
暗号のような会話文を書いてしまいましたが、何を言わんとしているかは御解りでしょうか? 訛った会話です。しかし、訛り方は、色々な方言をミックスしています。
「女子力って何?」 「女の力だそうな」 「女って力があるか?」 「分からない」
と、こんなような…… こんな事を書いていると、女子全般から嫌われそうですが、何だか女子力っていうのがどうもけったくそ悪いのです。
いや、本来の趣旨である「御洒落を頑張って維持する」という意味だと別に何とも思わないのですが、そこから派生したヘンテコ女子力があちこちに跋扈しているのが何とも……「女子力の高い女性何人に訊きました」と銘打って、実際はわけのわからないオッサンライターが創作で書いているようなコラムなんかを見ると酷い有様です。そんなオッサンライターは、バブル期に溢れ返ったタカビー(笑)女の再来を願っていたりするのでしょうか? 「オレ、マスコミだしー、タカビー女寄って来るしー」とでも? 片腹痛し!
……てな事を、わけのわからないオッサンライターである私が書いても、何の説得力もないわけですがね。
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2012年5月14日(月) |
駅日誌(1806) 「プロレス」 |
先日、九州旅行でたまたま巌流島プロレスを見る事になったという事を書きました。
そして、4月から移った職場にやたらとプロレス好きが多い事を知りました。と言っても、あまりリアルタイムではなく、昔からプロレスが好きな人たちなので、巌流島プロレスについての食い付きがなかなか良かったです。
で、先日、日経新聞にデカデカとジャイアント馬場の写真が映った1ページぶち抜きの広告が入っていました。DVD付き書籍の広告でした。
うーむ、もしかして、プロレスの人気が再び戻って来ている……?
私はプロレス好きという程ではないので、今現在まごう方無きプロレス好きの人からしたら、不本意かも知れませんが、今現在のプロレスは往年から見れば随分下火だと言えます。リバイバルブームからの再燃はあるのでしょうか。もしかしたら、バブル崩壊以降、断続的に続く不景気により、貧しくなって来ている日本に必要なものなのかも知れません。かつて、プロレスがエンターテインメントの花形の一つだった頃のように。
そう思う理由はもう一つあります。新日本プロレスリング鰍ヘ、長らく赤字続きだったのですが、2010年度、2011年度(決算月は1月)に、黒字に復調しています。依然、売上高は落ちているのですが、徐々に下げ幅は減り、やがて下げ止まるのではないかと思います。また、微々たるものでも黒字化出来れば、テコ入れに使う金も出来ます。どの業界でも貧すれば鈍すです。金が無くては、試合の告知も広く出来ません。
※全日は非公開のため不明。
生憎、私は見るからに弱そうな外見の時代の馬場しか知りません。高く上がっていない、膝の曲がった16文に自分からぶつかって行く敵役といったような……
職場で昔のDVDのパッケージを見せて貰ったのですが、そこにある写真を見て、一目で「ああ、この頃の馬場は強そうだ」と思いました。体つきが全然違いました。Youtubeで映像があれば見てみようか……おっと、夜更けにこんな事を思い立つと危ない事になるのです。
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2012年5月9日(水) |
駅日誌(1805) 「I got you」 |
「理解した!」という意味の英語で、I got youというのがあります。アイガッチュが略されてガッチャなんて発音になります。此度、ソーシャルゲーム業界も、ガチャに関する景表法規制をガッチャしたようです。
規制が掛かる事になったのは、コンプガチャという、ゲーム内のアイテムを有料でランダムにゲットし、一定の種類が揃えばレアアイテムが貰えるというものです。
射幸心の煽り具合が、パチンコ等のギャンブルに近いという意味で規制されました。私が普段やっている携帯国盗合戦でも、ガチャ規制に合わせて、コンプリート特典が無くなりました。確かに、揃えるのに躍起になる人も居る事でしょう。そしてずぶずぶと嵌まってしまい、気付けば何万も投じていたなんて事案も起きているようです。あと一個の特定のアイテムが物凄く確率が低くなっていたりするのでしょう。ゴールを目前にしている余りの「ついつい」を誘っているわけです。
私も国盗合戦に時々金を投じますが、何ヶ月かに一度1000円くらいを投じる程度です。たとえ幾ら金を突っ込んでも、会社員である私は時間が有り余っている人には敵いません。それならば、そんなに躍起になってもしょうがないなあ、というものです。それに、所詮は電脳の世界。実物は何も残らないのです。
大昔の欧州にはアルケミストという職業(?)がありました。錬金術師です。ついに錬金術を見付けだす事は能わずでしたが、現代になってまさに錬金術と言えるものが出て来たんですね。電脳の出来事に対して富が発生する……まさに錬金術。
それにしても、錬金術師の昔から、つくづく人間はエコノミックアニマルです。バーチャルの世界でもファンタジーやメルヘンに浸れずエコノミックアニマルなのです。
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2012年5月8日(火) |
駅日誌(1804) 「爆弾」 |
栃木県及び北関東を地盤としたファミレスチェーン、フライングガーデンには「爆弾ハンバーグ」というメニューがあります。つなぎを使っていない牛肉100%の俵型ハンバーグで、なかなか食べ応えがあります。
が、それ以上にそのネーミングセンス。「空中庭園」という何やら優雅な店名なのに、看板メニューがこれなのです。「フライングガーデン」というとインパクトに乏しいのですが、「爆弾ハンバーグ」と大書されているとインパクト大です。
そもそも、「ばくだん」という響きがまた強い。10代未満の男子の好きな言葉の上位に入るのではないかと思います。さて、そんなインパクト大で、子供が好みそうな言葉を用いた気象用語を今年はよく耳にします。「爆弾低気圧」です。
4月の序盤に襲来した春の嵐も、5月6日に発生した栃木・茨城で発生した竜巻も、この「爆弾低気圧」が原因だそうです。おお……「爆弾ハンバーグ」の看板がよくある地域を「爆弾低気圧」が襲っているではないか!
被害状況を見ていると、そんな軽口を叩いている場合ではありませんね。
それにしても、良い大人が険しい顔で「爆弾低気圧」なんて言葉を使っているのも、醒めた目え見るとちょっと面白くなってしまいますです。「ゲリラ豪雨」のネーミングセンスと近い物を感じます。こんな命名をしたのは、一体どこのどいつだ?
調べてみると、初出は1980年。マサチューセッツ工科大の気象学者が提唱し出したそうです。私は今年急に耳にした言葉だったのですが、思ったより古いんですね。Bomb Cycloneだそうです。
因みに、ゲリラ豪雨は日本のオリジナルのようです。あ、「爆弾低気圧」という言葉も「ゲリラ豪雨」という言葉も批判している声があるんですね。「軍事を連想させる」のだとか……
言葉狩りってやつかな? こういうタイプの批判をする人は事ある毎に「軍靴の足音が云々」と言って居そうです。こういう人が、フライングガーデンに入ったら、「このハンバーグからは、火薬と硝煙の匂いがする!!」とか騒いだりするんでしょうか。
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2012年5月7日(月) |
駅日誌(1803) 「GW2」 |
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2012年5月7日(月) |
駅日誌(1802) 「GW1」 |
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2012年5月2日(水) |
駅日誌(1801) 「バス」 |
私の政治思想は比較的右寄りな事は、この日誌にも度々書いていますが、ネット右翼、いわゆるネトウヨにはちょっと違うかな、と思う事もしばしばです。まあ、色々な人が居るのでしょうが。
関越自動車道で大きなバスの事故があり、7人が死亡しました。で、運転手の名前が変わっているなあ、と思っていたら、中国出身者だったそうです。それがネット上の匿名掲示板等でどういう風に扱われているかは分かりませんが、きっと何らかの話題にはなっている事でしょう……「またやりやがった」などと書いているのでしょうか。
しかし、実際の所「中国人だからどうだ」という事はないでしょう。日本には、中国から来た労働者も沢山居ます。運転手というのは私は初めて聞きましたが、飲食店や小売店の店員には沢山居ます。そんな出身国で忌避などしていたら、かなり限定された、或いはかなり高級な暮らしをしないと生きていけません。
バスの事故は、劣悪な労働環境による疲労の蓄積が云々……という結論になると思います。それが事実であっても虚偽であっても。一部の企業の体質に問題があったという事で結論付けても、高速バス業界全体に一時的に多少は忌避ムードが出るかも知れませんが。
しかし、亡くなった方々には悪いのですが、人間何事も喉元過ぎれば……という事があります。否、寧ろ喉元過ぎれば忘れるくらいでないと、世の中は恐ろしい事だらけです。私は明日飛行機に乗りますが、事故発生のリスクは勿論あるのです。
……しかし、ネトウヨとは違うと言いながら、こんな所で偉そうに講釈を垂れているのはネット弁慶という意味では、同様かな?
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