上野の東京国立博物館で開かれている国宝・阿修羅展に行って来ました。最終日です。
特典のピンバッジ欲しさに前売券を購入していたのに、結局最終日に来る事になってしまうとは……
空は晴れ、夏のような暑さでした。上野駅公園改札を出ると、すぐある西洋美術館があるのですが、そこには長蛇の列。うむむ、博物館の方も同様に混んでいるのではなかろうか……という不安に駆られて進むと、矢張り、入口前に列が。この暑い中、並ぶ羽目になるなんて。これが最終日でなければ日を改めるという選択肢もあったのですが、やむなく並びます。
列の手前では、職員が日傘の貸し出しをしていました。デカデカと国立博物館と書かれています。盗むような不心得者が居るという事でしょうか。否、寧ろ「国立博物館」と大書きされた傘の方が寧ろちょっと欲しくなるような気も……
それにしても、これでも私は何度か上野の博物館・美術館群には足を運んでいるのですが、ここまで混んでいるのを見るのは初めてです。ふと思うと、これも景気の影響か? というのも、公園だけならばタダ。何らかの「館」に入っても\1,000〜\2,000でその気になれば一日過ごせますから、他のもっと金のかかるレジャーからこっちに来ている?
そうこうしている内に、ようやく入館出来ました。しかし、内部も芋洗い状態。特に目玉の阿修羅像の周りは大きな人だかりが出来ていました。
しかし、今回の展示って、奈良の興福寺に行けば全て観られるものなのです。私も興福寺は2、3度行った事があります。それをわざわざこれだけの人混みの中で観に来るとは……2、3度観ている奴がこれを言っちゃあいけませんね。それに、私は近畿圏に地縁がありますが、なかなか行けない方も多い事でしょう。そして何より、、興福寺で観るのとは違うのです。と言うのは、360°後ろからも観られるという点です。
興福寺ではガラスケースに入っていて、正面側からしか観られないのです。矢張り、国宝にもなる阿修羅像が良いですね。真横から横に付いた顔をを観られましたし、背後からも観られました。あの手のバランスが何とも言えません。それにしても、この腕の細長い阿修羅像、よく腕を折らずに運べたよなあ、などと余計な事を考えてしまいました。
グッズも沢山売っていました。
駅員@偶像は まさにアイドル 英語では
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