最近、「デザインバーコード」というものをたまに見かけます。
おっと、松竹芸能の「海原はるか・かなた」の様な、デザインされた(?)スダレ頭とかではないですよ。
即ち、無味乾燥なくせに商品パッケージに大きなスペースを取るバーコードで遊んでしまおうという発想ですね。
サントリー「燃焼系アミノ式」や、カルビー「じゃがりこ」等で導入されています。バーコードの線が一本伸びてそこで鉄棒をしている人や、バーコードの線を蝋燭に見立てて端っこに火が点いていてそれをキリンが吹き消したいたりという風に、バーコードとしての機能を損なわずに遊びを加えるというものです。
こんな事をして何になるのか? 一見何にもなりません。しかし、買った商品にデザインバーコードが付いていたら面白いじゃないですか。パターンが何種類かあれば、他も見てみたくなり、それは購買行動にも繋がり得ます。
さて、サントリーは余程これが御気に入りらしく、今日も見付けました。「炭酸ボトル」という炭酸ガラナドリンクです。
この商品はボトル缶なのですが、缶そのものもまるで消火器の様なボンベを模した真っ赤なデザインで面白いです。
裏のバーコードの所は破れたラベルをイメージした印刷になっていました。これもデザインバーコードの一種と言えるでしょう。
それにしても、これを買った時の店員の様子が可笑しかったです。これをレジ打ちする時に、一瞬躊躇していました。「えっ?」となったのでしょう。
これは最早いたずらグッズやトリックアートの世界とも言えそうです。
駅員@変な物大好きっ子
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