2005年10月31日(月)
駅日誌(175) 「人事を尽くして天命を待つ」

「出来る事は何でもやる。天に祈るのはそれからだ」そんな様な意味の言葉ですね。
さて本日、第三次小泉改造内閣が発表されました。こちらは人の配置という意味の人事ですが。
その人事は引き篭もり体質の純ちゃんのわしゃわしゃ頭の中で練られました。「適材適所」を真言の様に唱えていましたが、果たして人事は尽くされたのでしょうか?

その顔触れを見てみますと、ポスト小泉の誉れ高き安倍、麻生、谷垣が高いポストに就く結果になりましたね。小泉の秘蔵っ子柔ちゃん竹中は総務大臣に抜擢されました。
今朝の各社新聞では、言いたい放題ええ加減な事が書かれていましたが、今回はサプライズ人事は無かったという印象です。ただ、適材適所なのかどうかはちょっと頷けませんが、今後の動向を見てのお楽しみとしておきましょう。

(以下、妄想の世界に旅立ちます)

さて、改造内閣に合わせ、空想科学最強内閣案をここに!
総理 小泉純一郎 (小泉内閣である以上、ここはいじれません)
総務 北条政子 (鎌倉幕府を裏で操る縁の下の力持ち)
法務 大岡忠相 (大岡裁きの大岡越前)
外務 坂本竜馬 (世界を見詰める明治維新の立役者)
財務 大久保利通 (国家財政の為に身銭を切った)
文科 紫式部 (超インテリ)
厚労 野口英世 (黄熱病)
農水 徳川吉宗 (米将軍)
経産 三井高利 (三井財閥生みの親)
国交 伊能忠敬 (地図を作り上げる根性)
環境 宮沢賢治 (自然大好き物書き)
官房 羽柴秀吉 (等身大のカリスマ)
公安 長谷川平蔵 (鬼平)
防衛 竹中半兵衛 (日本最強軍師)
改革特命大臣 織田信長 (第六天魔王)

ざっとこんな所で如何でしょうか? ここはこうした方が良い等、御意見御待ち申し上げます(外国人を入れるともっと面白いかも)。

                             駅員@とほほ、下らねえなあ…

2005年10月30日(日)
駅日誌(174) 「同期の桜〜富嶽三十六景」

土曜と日曜に、大学時代の同級生と会って食事をしました。会ったのは公務員や会社員です。女性が二人。二人とも既婚者です。
良かれ悪しかれ、結婚すると色々あるものですね。愚痴も聞きました。Mr.聞き上手の私としては、もうちょっと為になるコメントを出来れば良かったな、と悔しく思っております。しかし、余程の聖人でない限り、人は不満を抱える生物ですから、その不満が鬱積し過ぎない内に、愚痴を聞いて発散させてあげるだけでも充分ではないか、と思います。
皆さんも、不満があったら、小出しにキレるか、愚痴聞き相手を見付けると良いです。というわけで、当日誌を読まれた方に物申します「何なら、俺に話してみろ!」

さて、今日の午後に上野国立博物館で「葛飾北斎展」を見に行きました。(右写真)
世界中から集められた北斎の作品現物500点もの大規模な展示です。といっても、その多くが版画作品なので、そのサイズはそう大きくありません。
最有名作品シリーズ「富嶽三十六景」でもそのサイズはB4くらいのものでした。
しかし、小さいとは言えその構図、デザイン性は素晴らしいですね。それに、(恐らく)木版にあんなに微細な彫りを入れて製作している技術にも驚きます。
グラフィックデザインという言葉のまだ無かった江戸時代に高度なグラフィックデザインをしていると思います。世界で一級品のアートとして愛されているのも頷けますね。
また、あまり知られていない(私が知らなかっただけかも知れませんが)、大きめの掛け軸や、縦1m×2m程の大きな板に描いた肉筆作品等も展示されていました。
他にも西洋絵画手法を取り入れた作品や、動植物シリーズもの、漫画っぽいもの等々、作品のジャンルも多岐に渡っており、見甲斐のある展示でした。
         駅員@私にはあそこまで細かく彫れません

2005年10月29日(土)
駅日誌(173) 「猪突」

嘗て数年間神戸市に住んでいた事、そしてその神戸市にはやたら猪が居る事を、以前当日誌で書きましたが、最近、つとに猪被害が増加している模様ですね。
22日に、灘区篠原北町(←前に住んでいた所から目と鼻の先です)で、近隣住民の間で人気を博していた、喫茶店のマスコットキャラクタ―的なセントバーナードが、猪に突進された上、牙で刺されて死亡したそうです。
セントバーナードと言えば、性格は非常に大人しいのですが、巨体で力の強い犬であり、雪山の遭難救助犬として活躍する犬種です。首輪に酒をぶら提げて遭難者の居る雪山に赴き、その酒で体を温めたり、歩けない場合は大の大人だろうと担いで山を降りる程のパワフルな犬です。
そんな力強い犬を死に至らしめるとは恐ろしいですね。体長1.5mもある大猪だったそうです。
私も神戸在住当時は、猪を何度も見かけました。母猪が可愛い瓜坊を何頭も連れて夜の街をチョコチョコ走っている可愛らしい姿や、深夜の帰路に上記の様な巨大猪と、息を殺して道で擦れ違った事があります。
猪は古来から六甲山に住んでおり、人間がその住処を奪った結果、人里に下りて来る様になったのでしょう。早朝、ゴミ袋を掻き破って生ゴミを漁っている姿はザラに見ました。最近はゴミ捨て場にネットの普及で猪が餌に困り凶暴化しているのでしょうか?
このままでは人間に実害が出るのは時間の問題です。下手をすると、老人や子供は死んでしまうリスクがあります。

しかし、セントバーナードは完全な被害者だと思いますが、人間は本当に被害者でしょうか? 人間については、自業自得の感もあります。
だからと言って、こう被害が大きくなると捕獲&薬殺をせざるを得ません。

人間の都合で排除するのであれば、屠殺は隠すべきではありません。残酷な事にだけ目を背け、自らの安全のみを願うなんて姿勢は虫が良過ぎます。
肉は牡丹鍋等で食べて供養したいものです。我々の都合で排除して申し訳ないという気持ちを心に抱きながら、その肉を噛み締めるべきだと思います。

排除するにしても、「自らの安全の為に他の種を殺しているのだ」という自覚を持った上での排除であって欲しいと思うのです。
捕獲はするが屠殺はしないという方針であれば、「闘猪」という娯楽を設けてはどうでしょうか? 闘犬の猪版です。動物愛護団体から「猪は見世物にされた上で、死と隣り合わせの一生じゃないか!」と御叱りを受けそうですが、悪者扱いからスターという立場に変える事は出来ます。

それにしても、来年は戌年、再来年は亥年なのに、その双方が血生臭い目に遭ってしまっていますね。
                     駅員@哀しい哉実は猪も被害者と思います

2005年10月28日(金)
駅日誌(172) 「代替品」

右の写真は、都心を走るホッピーの広告トラックです。渋滞を助長しそうで、自分が運転してる時には憤慨しそうですが、人が多い所では効果が高そうですね。

嘗て、麦酒は高級品でした。
大正末期には「ノンビア」という麦酒代替飲料が流行し、その流れを受け本物のホップを使ったノンビアとして登場し、戦後一世を風靡したのが、「ホッピー」です。
勿論、ノンアルコール麦酒であり、どうやって飲むのかというと、焼酎で割って飲むのが一般的です。通常ホッピーの他に黒ホッピーもあり、そのブレンドで微妙な色の変化を楽しみながらという飲み方もありますね。
最近、一種のレトロブームで、立ち飲み、カップ酒、ホッピーも密かに流行っていますが、私は残念ながらホッピーはまだ飲んだ事がありません。

さて、ホッピーは麦酒の代替品ですが、軍隊の代替品は自衛隊ですね。
現在、自民党が新憲法起案委員会で憲法改正案を検討中で、この度、条文形式の新憲法草案が出来上がりました。
その中で、自衛軍の保持を明記しているそうです。
国家は自国民を守る義務を負うという事を根底に置いての事であり、現憲法9条の「戦争放棄」は生かし、その第2項「戦力不保持」を削るとの事です。
中国・韓国や日本の左翼型知識人が、どう反応するかが気にはなります。
しかし、今回の草案は現実を見ての形だと思います。もしも完全に戦力を不保持にしようと思ったら、日本海に不審船が現れても、テロリストが現れてもそれを鎮圧する力が無くなってしまいますし、他国に宣戦布告された場合に何も出来なくなってしまいます。
わざわざ海外派遣をする事は無いと思いますが、少なくとも自衛軍は必要だと思います。

さらに、私の個人的な感覚では「日本軍」が必要だと考えます。現在の自衛隊では欺瞞だらけになってしまうので、いっそ、日本軍があった方がスッキリします。
軍隊を持たないばかりに安全保障面ではアメリカにオンブにダッコにならざるを得ないのです。
イラクへの自衛隊派遣などは、「日本が侵攻された時にアメリカに助けてもらうための貸し」なのだと思います。
という事は、アメリカが国際的に見て余程の横暴を働かない限り、アメリカに賛成せざるを得なくなるのです。
そんな同盟関係なら破棄してしまえ! とも思えますが、そうするためには自前の軍が無いと危なっかしいと思います。

嘗てダグラス=マッカーサーは「日本は東洋のスイスたれ」と言いました。スイスは永世中立国であり、日本は戦中は三国同盟の一環でした。
なるほど、私はアンチアメリカではありますが、この言葉には賛成です。ニュートラルな立場で、公平に正しいと思う道を取れるのは、それこそまさしく主権を持った国家だと思います。
スイスには軍隊があります。赤字の楯に白い十字のマークの「スイスアーミー」ブランドで時計等が販売されていますね。永世中立である以上、自国を守るためには自前の軍隊が必要なのだと思います。
          駅員@右翼だと言われてしまうでしょうか

2005年10月27日(木)
駅日誌(171) 「地獄の蓋」

地獄の蓋が開こうとしております。大きな地震が多く発生したり、飼われていた蛇が逃げたのが見つかったり、首相官邸にまで毒茸が生えたり…
これは地獄の蓋が開く前兆なのです。

…なんて、糞宗教信者のような馬鹿な事を冒頭に書きましたが、昨今何だか禍々しい出来事が多いですね。何らかの大いなる災いの前兆ではなかろうかとさえ思います。
他にも、学生や園児が並んで歩いている列に不注意から突入してしまう車が多かったり、川崎でジョーズクラスのホオジロザメの屍骸が発見されたり、巨大なエチゼンクラゲが大量発生したり…末世よのう。

しかし、マスコミというものは、一つ事件が起きるとそれに呼応するように同様の事件が次々取り上げられますから、そのせいで同じ様な事が多いように感じるのかも知れませんね。
例えば、ガソリンを燃料として、且つ燃え易い樹脂が多用されている自動車という製品は、万に一つとはいえ燃えてしまう事もある製品です。
しかしながら、三菱自動車のリコール隠しが発覚した頃は、三菱車の炎上ばかりが取り沙汰されました。
絶対数で言ったら、三菱なんかより段違いに売れているトヨタ自動車の方が多い筈です。勿論、割合はトヨタクオリティですから低いかも知れません。しかし、分母が桁違いなわけで、絶対数としてはトヨタ車の方が燃えていると思います。そしてこれは、ロールスロイスだろうと、ダイムラークライスラーだろうと、BMWだろうと、燃えるもんは燃えると思います。
            駅員@大いなる災いの前触れ…杞憂である事を願います

2005年10月26日(水)
駅日誌(170) 「六手? 否、四手」

日本シリーズ終幕。ロッテが日本一に輝きました。
実に31年ぶりのリーグ優勝、31年ぶりの日本一です。ロッテファンの皆様、おめでとうございます。
そして阪神ファンの皆様、残念でしたが、強豪は来年にも希望があります。…いやいやいやいや!来年は我等が中日が優勝しますので悪しからず!

今日の最終戦は、3-2という互角の戦いでした。
阪神は6回から猛追するも一歩及ばず、四殺陣でロッテが勝利しました。
昨日までのみっともない試合と異なり、しっかり野球が出来ていたのだと思います。

さて、お口の恋人はロッテですが、愛子内親王の恋人は一体どうなるのでしょうか?
どうやら、女帝容認で結論が出た模様ですね。近いうちに皇室典範の改正が行われる様です。女帝が容認されると、現皇太子が天皇に即位し、その次は愛子天皇という事になります。これまでの男系天皇制では、皇太子の次の候補は秋篠宮の筈でしたが、女帝及び女系天皇が認められる事で話が変わります。
愛子天皇が即位すると、その後の事を考えると、皇室は婿を迎える事になりますね。という事は、一般人から皇室に入る男性が要ります。
しかし、今までは男系天皇でしたから、「天皇の父親」という存在はあり得なかった(全て故人)のですが、女系が認められると、そのポジションが出来ます。つまり、愛子天皇に婿入りした人物は、愛子天皇が崩御してその子供が即位し、尚且つ本人が生きていた場合には、上皇というポジションになるのでしょうか?これが、疑問です。
      駅員@個人的疑問のために天皇崩御の話を書くなんて失礼しました

2005年10月25日(火)
駅日誌(169) 「奔流」

ロッテの勢いが止まりません。場所を千葉マリンスタジアムから甲子園に移しても、その奔流は未だ衰えを知らず。阪神に二桁得点大差三連勝ですね。明日か明後日で決まってしまうのではないでしょうか?早くロッテリアに行かないと半額セールが終わってしまいそうです。
否、眠れる虎よ、早く目を覚ますのだ。私は阪神ファンではありませんが、白熱した日本シリーズが観たいのです。こんなワンサイドゲームでは面白くありません。熱い試合を御願いします。崖っぷちからの逆転、熱じゃないですか!

さて、話は変わりますが、流れが止まらないと言えば、悪人がのさばる世の中です(えらい飛んだな…)。
昼間、都心に通う人が住んでいるようなベッドタウンの駅を降りたのですが、その時に、目の前の改札で、自動改札を強行突破する者がいました。
「おい! 逃げるなよ!」と駅員が追いかけましたが、駅員は窓口から出るというプロセスを経て、しかも足の遅そうなおっちゃんでしたから、とても追いつけませんでした。
私はヒーロー願望を持っていますので、もっと近くに居たら追いかけてやりたかったですが、私が改札に辿り着く頃には逃げ去った後でした。近くには交番もありますが、逮捕に向けた動きがあった様には見えませんでした。
これ! こういうのが悪をのさばらせるのだと思います。罪には罰が伴うべきだと思います。過失犯にはまだ罪を軽減する余地がありますが、故意犯は皆死刑でも良いくらいです。私は、ダーティーハリー的正義観なので、悪は死すべしと極端な発想をしてしまいます。
凶悪殺人犯に死刑を求め、「死刑でないならば俺が殺す」と憤る被害者遺族の気持ちに私は同調します。
今日の無賃乗車も、逃げるふくらはぎを銃撃しても良かったのではないか! と思います。
う〜む、こんな考え方をしていると、いつか私が殺人者として裁かれてしまいそうですね…
                    駅員@地獄にはまだ土地が余っていますよ?

2005年10月24日(月)
駅日誌(168) 「野球狂の詩」

水島新司原作の名作野球漫画ですね。現在、雑誌ではドカベン連合軍対野球狂の詩連合軍の試合が連載中だそうです。因みに、私は水島新司漫画の中では殿馬一人が好きです。
現在、ショートショートの赤べこでは「白球十勇士」という連作を書いていますが、目標としている所は水島新司です。いやいや、あくまで目標ですよ…


さて、野球に熱中する野球狂は大いに結構なのですが、たまにこれは頂けないという野球狂が現れます。
23日の日本シリーズ第2戦終了後、千葉マリンスタジアム2階で、ロッテファンの男と、阪神ファンの男が談笑していたのだそうです。友人同士で違う球団のファンで、そのチーム同士が戦う事も往々にしてある事なので、良くある光景だと思います。
ところが、そこに「敵同士で仲良くするとは何事か!」と罵声を浴びせて殴りかかった二人の阪神ファンが居たそうです。その騒ぎを聞き付けた警察官二名が止めに入ったのですが、尚も体当たりや頭突き(笑)を喰らわせて暴れたため、公務執行妨害の現行犯で逮捕されました。逮捕されたのは、解体業男性と建築業男性で、共に酩酊していたとの事です。

キ○ガイですね(←警告! 差別用語です!)。
分別の付いた大人ですから、酔っていたからなんて言い訳は通用しません(中西元衆議院議員、勿論乳揉みも駄目ですよ!)。
さて、こういう事件が起きると、世間に偏見が起きる事を恐れます。
「阪神ファンはやっぱりガラの悪い奴が多いんだな」
「建築関係者はやっぱり犯罪傾向があるな」
こんな偏見が世の中に罷り通ってしまいます。私はそのどちらでもありませんが、善良な阪神ファン、善良な建築関係者が非常に迷惑すると思います。
そして、報道には恣意的な所があり、共通項をやたらとクローズアップする傾向があります。それが報道を受ける側に累積し、偏見を生んでしまいます。
偏見が生じると、そのカテゴリーに属する善良な人間まで後ろ指を指され、その内で心の弱い者は理不尽を理由に犯罪に走るかも知れません。悪循環です。このメカニズムは自己成就予言に似ていて、怖いですね。
                   駅員@悲しい事に世間は偏見に溢れています

2005年10月23日(日)
駅日誌(167) 「ロッテ連勝」

右の写真は、上が昨日東京モーターショーで撮影した、ヒュンダイ・ソナタのヨン様サイン入りステアリングです。ペ・ヨンジュンと言えば、ロッテのCMにも出ていますが、ここから、千葉マリンスタジアムに超自然的な力が注がれているんだったりしてね。
尚、下の写真は、トミーのコンセプトカーです。(勿論トミカですが)。こういう試みも面白いですね。

さて、御口の恋人ロッテ、強いですね。今日も阪神に圧勝でした。残念ながら、昨日に続いて阪神には良い所無しです。私の勤め先には阪神ファンが多いので、明日は不快な人が多そうです。
明後日25日からは甲子園で三連戦ですが、果たして阪神は地の利を活かせるでしょうか。リーグ戦前半にあった交流戦を見る限り、地力はほぼ互角だと私は踏んでいるのですが。
ただ、ロッテは福岡でソフトバンクを下していますから、地の利を撥ね返すだけの驚異的な勢いがあると言えそうです。

話は変わりますが、ディープインパクト強いですね。菊花を制し、三冠です。最近競馬からは遠ざかっているので買っていませんが、もし買っていたら、私はディープインパクトは外していたでしょう。当っても面白くないですもの(←こういう奴が鴨になっているんでしょうな)。
            駅員@阪神は、もっと頑張って下さい

2005年10月22日(土)
駅日誌(166) 「車祭」

先ずは、謝罪から。昨日の日誌では適当な事を書いてすいませんでした。始球式は、藤井隆でしたね。
さて、試合ですが、ロッテのワンサイドゲームで、7回裏に濃霧のためコールドで終了。それにしても、井川のスランプは長いですね。メジャーを目指していた筈なのに。
さて、私は阪神ファンとロッテファンが球場に向かっている人の群れに擦れ違う形でした。昼過ぎに幕張に行き、東京モーターショーを見に行っており、その帰りが五時半頃だったので、丁度球場に向かう群れにぶつかったのでした。…というわけで、本日の本題に入ります。

今日から、東京モーターショーが一般公開されました。
生憎の雨で、初日にしては来場者は少なかった様に思います(それでも注目ブースは混んでいましたが)。
昔より展示会慣れしたせいか、今回は以前よりボリュームが縮まった気がしました。何と言うか、昔はもっと楽しかったような気がします。
否、勿論、魅力的なコンセプトカーや、思わず欲しくなりそうな発売前のプレビュー車や、滅多に見ない車種等、見所は沢山あったのですが。
これは、私が車の事を以前より分かる様になって、「これは○○のコンセプトをリファインしたものだ」とか、「この車とあの車は中身は同じだ」とか、「○○に似ている」とか、そういった事に気付く様になってしまったからなのでしょうか?
人が夢見る無垢な心を失って大人になっていくプロセスに似ていて、少し寂しくなりました。


また、こんな内向きな理由以外に、メーカー側にも理由がありそうです。外観上のネタ切れが近いという事が考えられます。技術革新は日進月歩ですが、デザインに関しては最早ブランニューは難しいのかも知れません。
それを端的に表しているのが、密かな懐古の流れではないか、と思います。成熟した社会は、「昭和は遠くなりにけり」「古き良きアメリカ」という言葉が示す通り、懐古趣味が流行ります。アメ車のブースには全てと言っても過言でない程、懐古型のモデルがありました。
また、日本車ブースでもスズキLC(右写真上)や、日産フォーリアといったレトロスタイルのコンセプトカーが展示されていました。しかし、私がそのどちらも恰好良く感じ、欲しくなってしまうのは、日本という社会は勿論、私自身も老いているのだという事でしょう(T_T)
トヨタi-swingやフィアロP67b(右写真下)といった、より小型でパーソナルな形が増えています。
大型で大人数が乗れるミニバンが流行している昨今ですが、未来の車はどうなるのか、その方向を見るのが中々難しいですね。もしかしたら、メーカーもまだそれを見定めていないのかも知れませんね。
     駅員@よりメジャーな物、マスコミにお任せします

2005年10月21日(金)
駅日誌(165) 「幕張パニック!?」

明日から日本シリーズ開幕です。第1、2戦は千葉マリンスタジアムで、第3、4、5戦は甲子園で、第6、7戦は再び千葉マリンです。阪神・ロッテともに予告先発とする事で合意し、阪神は井川、ロッテは清水が先発と発表されました。
先日も書きました通り、双方熱烈なファンが付いておりますし、熱い試合をしてくれそうです。
阪神ファンでもロッテファンでもなく、車好きの私は、明日は幕張メッセに東京モーターショーを見に行く予定です。
この2つの巨大イベントの開幕が重なり、場所も幕張であるという事から、相当の混雑が予想されます。車で行くのはやめて、電車で行く事にします。

さて、ロッテが31年ぶりリーグ優勝、日本シリーズ初戦は千葉マリンスタジアム、株式会社ロッテは韓国人が創業、ペ・ヨンジュンが今こっそり来日中…
これらの事実を照らし合わせますと、明日の始球式でヨン様が投げるという線が考えられます。
憶測に過ぎないのですが、普通にそれがあり得ると思います。ペ・ヨンジュンはロッテのCMにも出ていますしね。
大抵、始球式で誰が投げるかは、前々から話題になりますが、今回は全くそれが無いのも不気味です。情報を遮断していると見ることも出来ますね。
ペ・ヨンジュンが始球式で投げると知れたら、阪神ファンでもなく、ロッテファンでもなく、ましてや野球に全く興味が無いヨン様ファンのおば様方がドッと押し寄せてパニックになる恐れがあります。
野球を愛する人を押しのけて、ヨン様だけを見たいがために無神経なファンが大挙して押しかけて来たら、と思うとぞっとします。
また、モーターショーのヒュンダイブースには「ソナタ」も置かれる筈ですから、同時にモーターショーにもペ・ヨンジュンが現れる可能性があります。まあ、あくまで憶測に過ぎませんので、悪しからず。

阪神ファンも、ロッテファンも、車好きも、ヨン様ファンも節度を持った大人として幕張に向かいましょう。
                 駅員@明日は幕張の人口密度が高い事でしょうな

2005年10月20日(木)
駅日誌(164) 「百花繚乱」

仕事の関係で、東京国際展示場(ビッグサイト)のフラワーEXPO2005に行って来ました。花業界の展示会です。
花そのものを扱う会社の他、花卉や肥料、フラワーアレンジメント等、花関連会社が各社出展していました。

花も、切花の他、ドライフラワーや、造花もありました。
まさしく百花繚乱。花そのものの美しさも然る事ながら、モダンでシンプルなデザイン花瓶、植木鉢が各種あり、そちらも中々面白かったです。店頭用の簡便なポットにまで、カラフルな物、面白い形状の物などが揃っています。
そしてそれを見て回る美女たち…う〜む、さすがにそうとばかりは言えません。若い女性ばかりではなくオバハンも沢山いますから(失礼!)。
また、百花繚乱は良いのですが、雑多な花が並んだブースが所狭しと並び、オバハンも割拠していますので、その匂いが混ざり合い、ちょっと異臭空間になっていました(重ね重ね失礼! 私は毒蝮三太夫か…)。

会期は20日〜22日10:00〜18:00(最終日は17:00?)ですので、花に興味のある方は足を運んでみては如何でしょうか?
            駅員@懐かしい芝刈り君もありました

2005年10月19日(水)
駅日誌(163) 「Purple Haze」

ジミ・ヘンドリックスの名曲、パープルヘイズ。今回の日誌は、それとは全く関係ありません。紫の煙…紫煙…即ち、煙草についてです(最近、日誌の枕にこの手を使い過ぎですね…反省)。

さて、以前当日誌でも書いた通り、私は喫煙者です。ええ、ニコチン依存症ですとも。私の勤める会社のあるビルには一箇所しか喫煙所がなく、社内で仕事の日は一日に何度もそこに足を運びます。その時気が付いたのですが、SE(システムエンジニア)って喫煙率が高いですね。
最近、このビル内の企業の一つがシステムの大掛かりな更新をしていて、その外注先のSEが連日このビルに通っているのですが、そのSEの喫煙率の高い事高い事。否、総勢何人来ているのか分からないので、喫煙率が高いとは限らないのですが、そのSEをしょっちゅう喫煙所で見ます。男性に限らず、女性SEも複数居り、彼女等もしょっちゅうです。SEだという事は、その首から下げた名札を見れば分かります(しょっちゅう見る…即ち、私も他人の事を言えないので恐縮なのですが)。
SEという職種は、スコップや鶴嘴をキーボードやマウスに持ち替えただけで、実質土木工事作業員に似ていると思います。土木工事作業員も喫煙率は高いイメージですし、そう考えればSEが高喫煙率なのも頷けます。

では、他にはどういう職業が喫煙率が高いのでしょうか?
やはり、他にトラック運転手等ガテン系の仕事に多い印象があります。しかし、あくまでイメージです。偏見を持ってはいけませんね。ガテン系の仕事でも土木作業員や、塗装工等、木材や溶剤を扱う仕事は火災防止のため、禁煙或いは喫煙所以外での禁煙が増えていると思います。
多いと聞くのが、医療従事者ですね。医者及び看護士。「人の健康に携わる仕事なのに喫煙するなんて言語道断」と仰る方もいるでしょうが、逆だと思います。人の健康に携わるからこそ、失敗は許されず、ストレスが溜まり喫煙するという事なのでしょう。
                          駅員@白衣の天使の肺は黒かった

2005年10月18日(火)
駅日誌(162) 「あま〜い」

先日、スピードワゴン井戸田と安達祐美が結婚しましたが、タイトルの「あま〜い」はその事ではありません。千葉県限定マックスコーヒーの事です。
関東在住の方には有名な商品かとは思いますが、この商品の甘い事甘い事。しかし、それは砂糖の甘味というより、ドルセ・デ・レチェのような練乳系、キャラメル系の甘味です。スターバックスを始めとした各種カフェでキャラメルラテが販売されていますが、その走りはこのマックスコーヒーではないか! と思うような味わいです。それにしても甘過ぎ。
事実関係は確認していませんが、このマックスコーヒー、コカコーラ社がジョージアブランドを起こした時に、その軍門に下らず独自ブランドとして根強く残った商品だそうです。というのも、コカコーラ社は、各生産工場を工場という位置付けではなく、生産から販売までを一括して任せた独立会社としているので、その中のあそこのエリアの会社が独自に立ち上げた商品なのだそうです。現在は写真のように、ジョージアブランドの1アイテムという位置付けの様です。本体に認めさせた実力という事でしょうね。
独自の魅力があり、麻薬的な力を持った商品とも言えます。たまに飲む分には良いですね。千葉に行く機会が会ったら是非。

さて、甘味繋がりで、カルビーのカップ入りコーンフレークの御紹介です。フルーツグラノーラやチョコレート味等、甘いものが何種類かあります。写真は、棚を撮影したので、一つ一つが見難いですが、コーンフレーク1食分が、同じくカルビーのじゃがりこの様な内面アルミ張りのカップに入っている商品です。皿にあける事無く、蓋を開けてダイレクトに牛乳を注いで食べるというコンセプトですね。
私の場合、朝食がこれでは心許ないですが、女性や子供等の、忙しい朝の朝食にはうってつけだと思います。
栄養を見ても、牛乳を注ぐ事で、たんぱく質、カルシウムが取れますし、甘いという事は、糖質も取れます。
たんぱく質は血と肉の素となる事は言うまでもなく、分解されるとアミノ酸になるので、集中力の素にもなります。カルシウムは骨の素になりますし、精神安定効果もあります。そして、今回のテーマである「あま〜い」糖は、即効性のエネルギー源ですね。脂肪が長期型エネルギー源になるのに対し、朝から脳にエネルギーを送れます。
便利で朝向け栄養価。それなのに、このシリーズが売られているのは殆ど見た事がありません。カップ麺が溢れかえっている昨今、もっと売られていても良いと思うのですが。
      駅員@私は詰めが「あま〜い」とよく言われます

2005年10月17日(月)
駅日誌(161) 「サーティーワン」

はい、アイスクリームの話題ではありません。本日、千葉ロッテマリーンズが、31年ぶりのパ・リーグ優勝を果たしました。
苦節31年、ロッテファンの中にも優勝の美酒を味わった事が無いファンが如何に沢山居た事か。西の阪神東のロッテ、セの阪神パのロッテと言われるくらいファンが熱いチームですから、その感慨は一塩でしょう。
ロッテファンの皆様、おめでとうございます!
ソフトバンクファンの皆様、ソフトバンクは地力が凄い球団です。来年も狙えます!…と言いつつ、昨年も西武に敗れたのですが、毎年チャンスがあるチームであり、希望を持って下さい。(しかし、なんと昨年西武に敗れたのは我等がドラゴンズも同じなのでした…)

ソフトバンク対ロッテ最終戦。これも八回に逆転有り、ギリギリの三者残塁有りと、熱い試合でした。今回のプレーオフは、ファンならずとも観ていて非常に面白い濃いゲームばかりだったと思います。両チームに及びそのファンに、面白いゲームを感謝します。

次は日本シリーズですね。阪神対ロッテ。このカード、ファンが物凄い事になりそうです。ファンによる場外乱闘はやめましょうね。
阪神は、プレーオフが長引いた御陰で、その試合を十二分に観る事で、ロッテの情報収集には抜かり無いと思います。しかし、阪神は間が開いた事による実戦感覚の抜けの他、株式問題もあり、ちょっとクールダウンしている一方、勢いはプレーオフを戦い抜いたロッテにあると思います。日本シリーズも楽しみなものになりそうです。

さて余談ですが、ロッテが優勝したと言う事は、ロッテリアのセールが気になります。ロッテリアでは商品は忘れましたが、半額セールを行なうようです。セール中に一度はロッテリアで食べておこうかなと思います。
最後に、ソフトバンクファンの皆様、怒らないで下さい。恐縮ですが、試合終了時のソフトバンク松中が埴輪みたいで面白かったです…
                      駅員@松中選手!大変失礼致しました!

2005年10月16日(日)
駅日誌(160) 「決戦」

パ・リーグプレーオフ第2ステージ。3勝先取のチームがパ・リーグ優勝となります。ロッテが2連勝し、王手をかけたと思いきや、昨日今日とソフトバンクが2連勝し、2-2のタイになりました。これで、プレーオフは明日の最終戦にもつれ込みます。俄然面白くなって来ました。
これまでの四試合全てで両チームとも得点し、1戦目が2点差だった以外は、3試合において1点差の僅差の勝負、また3戦目に至っては9回表まで4-0だった所をソフトバンクが引っ繰り返すという、白熱した試合が続いております。
明日の最終戦もワンサイドゲームでは終わらない熱い試合が予想されます。
第3戦に見た逆転劇以降、流れはソフトバンクに向いている様ですが、どちらが勝っても不思議ではありません。

尚、明日の先発は、ソフトバンク:杉内、ロッテ:セラフィニと発表されました。この対決は、第2ステージ第1戦と同じサウスポー対決です。
セラフィニは、シーズンを通した対ソフトバンク成績で4試合登板2勝0敗0セーブ、防御率3.95で、対する杉内は、シーズンを通した対ロッテ成績で4試合登板2勝0敗0セーブ、防御率1.32です。防御率に大きな開きがあるものの、双方勝てる投手です。面白い試合になりそうです。

古今東西勝負事には、天の時、地の利、人の和が大きく関わると言われています。「天の時」とは、その時の運勢を、「地の利」とは優位な地勢を、「人の和」とは人心の一致を指します。
先ず「天の時」、流れはソフトバンクに傾いていますので、これはソフトバンク有利と思われます。しかし、天の時はひょんな切っ掛けで変わります。これは2連敗から2連勝に盛り返した起点となった第3戦を見ても分かります。
次に「地の利」、リーグ1位に分があるように、プレーオフはヤフードームで行なわれています。よって、ソフトバンク有利。
そして「人の和」、これはどちらも優勝を狙っていますし、その心がどちらが上かまでは分からないので、五分としておきます。
こうしてトータルで見ると、ソフトバンクが有利という事になりますね。
しかし、孟子の言葉にこういうものがあります。
「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」。
人の和が最大のキー…ごちゃごちゃ言っても結局はどちらが勝つかは分かりませんでした!どうもすいません、ペコリ。
           駅員@しかしこれは言えます「プレーオフ長引くと阪神有利」

2005年10月15日(土)
駅日誌(159) 「半草半獣 ハテナ」

半草半獣の新種生物、ハテナ。筑波大学研究チームがこの生物を発見しました。何やら恐ろしげな匂いがします。助けてー! ウルトラマーン!

さて、そのハテナなる怪しげな生物ですが、半草半獣とは、光合成をする「植物」と、捕食をする動物の双方の特徴を備えている事を指します。即ち、口を持ち、その口で藻を捕食し、そこから葉緑体を自らの体に取り込み、光合成が可能なのです。
そして、無性生殖で繁殖します。分裂時には、その片割れに葉緑素が全て残ります。もう片方は葉緑素が一切残らず、その代わりに口が残ります。その後前者は植物として生き、後者は動物として生きることになります。
通常、細胞分裂は同じ物二つに分かれますが、全く異なる二つに分かれるという変わった分裂です。ハテナの正体はそんな単細胞生物なのです。見た感じは鞭毛で泳ぐため、ミドリムシの様な感じです。
これは、多様な生物の進化の1ページを表しているのではないか、というのが学者の意見です。なるほど、太古の昔にこういう生物がいて、こういったプロセスを経て色々な生物に分化したのでょうね。

さて、ここから妄想開始です。

この生物は、無性生殖なので、単体でも繁殖出来ます。また、分裂時には動物と植物が双方発生するので、日光と水さえあれば様々な条件で繁殖可能だと思われます。
他に捕食可能な藻があれば増殖。無ければ、場合によっては同族食いによって生き延びるのでしょう。このハテナが進化した先には、普通の藻があると考えられていますが、果たしてどうでしょうか?
現在の地球では、植物の他、脊椎動物・無脊椎動物に分化し、脊椎動物の頂点に我々ホモサピエンスが、無脊椎動物の頂点に昆虫がいますが、このハテナは、今の地球の環境に沿って進化していきます。嘗て哺乳類が恐竜から隠れ生き延びた時代と同じ様な時代を経て、哺乳類ベースとは全く異なる知的生命体となるかも知れません。その頃、ホモサピエンスは環境に順応出来ず滅びているかも知れませんね。
それに至るまでには何億年もの月日が流れており、とっくに生物の死滅した不毛の星になっているかも知れませんが。ホモサピエンスは、いつまでこの惑星を持ち堪えさせられるでしょうか?
                            駅員@いつか来る地獄過密時代

2005年10月14日(金)
駅日誌(158) 「プロ野球銭手」

M&Aが熱いですね。会社を金で買う時代です。
国内での業務提携や買収も多いのですが、空を見上げれば、禿鷹もうようよ飛んでいます。さて、最近特に熱いのがプロ野球業界です。
村上ファンドが阪神電鉄株を40%近く保有して、しばらく経ち、その周囲は依然大騒ぎです。一方、楽天がTBSの筆頭株主になって、こちらも大騒ぎです。

そこに、渡辺恒夫氏が口撃致しました。
「一資本が複数の球団を持つ事は、野球協約上禁止である」という事です。
先ずはTBS。TBSは横浜ベイスターズを所有しており、そのTBSをゴールデンイーグルスを所有する楽天の軍門に下っては、楽天資本内に球団が2つあることになってしまいます。
そして、阪神。阪神電鉄は阪神タイガースを所有しており、その株を大量に持った村上ファンドはオリックス資本が結構入っているそうです。という事はオリックス系資本が、2つの球団を持つことになってしまいます。
渡辺恒夫氏はこの事を言っています。

私は、基本的にナベツネ氏の意見は嫌いなのですが、今回の意見は頷けます。
1つの資本に2つの球団があると、八百長疑惑が持ち上がりそうだからです。首位と2位が拮抗していると、本来ペナントレースは白熱し面白いのですが、それがもし同資本チーム同士だった場合、根も葉も無くてもその疑惑は膨らんでしまいます。
折角盛り上がっている所が白けてしまう危険性があるのです。
それに、ただでさえ赤字球団が多いのに、それを2つも抱えるとなると、毎年球団存亡の危機が起こり得ます。

さて、こういう方向はどうでしょうか?10球団1リーグ制。
ダイエー、近鉄危機の時にも出たネタであり、その時にもリーグに10ものチームがあっても、その半数以上の球団がシーズン前半に早くも戦線離脱してしまうという危険性はありますが。
「関西タイガース(阪神+オリックス)」と、「楽天ゴールデンスターズ(楽天+横浜)」。
それぞれ、ファンの方は憤慨するかも知れませんが、現オリックスは元々、大阪のバファローズと神戸のブルーウェイブの合併であり、その間に位置する西宮のタイガースを合わせ、地理的にまさしく「阪神」の球団になりますね。また、楽天は、…え〜と、楽天+横浜の方は良い口上が思い付きませんでした。それどころか、本拠地をどうしましょうか…
                      駅員@やはり1リーグでは難しいでしょうか

2005年10月13日(木)
駅日誌(157) 「鷹と海軍」

現在、プロ野球パ・リーグのプレーオフが戦われています。
第1ステージで、ペナントレース2位の千葉ロッテマリーンズ対西武ライオンズの戦いがあり、これに勝ったチームが、第2ステージで1位の福岡ソフトバンクホークスと戦います。

第1ステージはロッテが勝利し、現在第2ステージが行なわれています。3勝先取の内、早くもロッテが2勝し、リーグ優勝に王手をかけました。因みに、第2ステージ進出の御陰で、現在ロッテグループのファーストフードチェーン、ロッテリアでは、照焼バーガー半額だそうです。
ペナントレースの結果を見てもパ・リーグは、ソフトバンクとロッテが抜きん出ており、文字通りの決勝戦と思われます。セ・リーグの阪神と熱狂的ファンの多さで肩を並べるロッテのファンは俄然盛り上がっている所でしょう。何と言っても、31年ぶりのリーグ優勝がかかっている訳ですから。

さて、一方内心穏やかでないのはソフトバンクファンでしょう。
春から百何十試合もかけて戦って1位を勝ち取ったのに、最後の短期決戦で引っ繰り返されては堪りません。今年応援し続けて来たのは一体何だったのか!? という心境になり兼ねません。
まだ決まった訳ではないので、こういう意見は早計であり恐縮ですが、さて優勝はどちらの手に?

私は、中日ファンなので、パ・リーグのチームに関しては比較的ニュートラルな視点で見れると思います。私もプレーオフは今一つ腑に落ちません。一年間やってきたのは何だったのか!? という意見に賛成です。
優勝の行方が最後まで混沌として面白いとも言えますが、もしもセ・リーグでプレーオフが行なわれ、中日が首位だったなら、優勝を掠め取られたら憤慨します。しかし、これはルールですから、黙って見守る事にしましょう。

ところで、楽天がTBSの筆頭株主になったという話を聞きました。このまま保有比率が増えていったら、TBS系列の野球中継は楽天の試合が中心になるのでしょうか? 田尾を速攻で解任したり、何かと暴れん坊ですな、三木谷氏は。しかし、野球協約に抵触する可能性がある様です。果たして?
            駅員@来年の事を言うと鬼が笑いますが、来年こそ中日!

2005年10月12日(水)
駅日誌(156) 「パキスタン地震」

先日、パキスタンで大規模な地震が起きました。
その死者は当初、1万人を越すと言われましたが、今や3万人とも言われています。
地震大国日本人として、最近大きな地震を度々経験しておりますので、他人事ではないと思います。阪神大震災3年後くらいに、神戸に住んでいたことがあるのですが、その時にに地元の人間に聞いた壮絶な話が脳裏に蘇ります。

さて、今回の地震で「パキスタンに身を潜めていたウサマ=ビン=ラディンが死亡した」という記事を見ました。
情報の真偽はまだ怪しいですが、パキスタンはイスラム教国ですから、そこに身を潜めていても不思議ではありません。
確か、彼はアメリカの高額賞金首になっていたと思います。では、その賞金を救援として、即刻パキスタンに送ってはどうか、と思います。
個人の賞金としては多額でも、救援として見ると、雀の涙かも知れません。
それに、賞金首を匿っていた国だといわれるかも知れません。しかし、アメリカ自身、ハリケーン被害で大変な目に遭っており、自然災害の被害というものを実感していると思います。
自国に回す金で手一杯なのでしょうか。世界の警察のような面をしていても、大自然の前には無力なのだな、と感じます。パキスタンもそうなのですが、地球を破壊出来る程の核兵器を持っていながら、何と無力な事か、と思います。(←さらに無力な奴が何を言うか! ですね…)

核兵器に触れましたが、これらは神罰なのかも知れません。この神は、アラーでもなく、ジーザスでもありません。普遍的無意識の作り上げた、神という概念です。
だとしたら、とばっちりを喰らった人が多く、神は残酷だと思います。
私の考えでは、神というものが存在するとしたら、ホモサピエンス一個体の事など小さ過ぎて見えないのかも知れませんね。これは、私が宗教は玩具だと言う所以の一つです。
                                         駅員@合掌

2005年10月11日(火)
駅日誌(155) 「江東区の九龍城」

今日、東京都江東区の公団住宅「東雲キャナルコート」の近くを通り掛かり、初めて現物を見ました。
一目見た感想は、「何だか、香港の魔窟、九龍城みたいだなあ」というものでした。四角ばかりで構成されており、同じ窓、同じベランダが大量に続き、それがギュッと何棟も連なっているのです。公団及び、居住者には甚だ失礼な表現ですが、数十年後、訳の分からない奴等が住み付いてまさしく「高層スラム」になってしまいそうな雰囲気だと思いました。
但し、これは危ない空想好きの腐れ外道の発言ですので、公団住宅に御住みの方、検討している方は、どうか御気になさらず。しかし、公団は大いに気にして下さい!住んでいる人が不幸にならない様、一層の活性化を願います。

さて、冒頭で、散々な感想を書いたものの、その建設デザインは秀逸の一言です。
四角ばかりで構成された建物と言っても、昔ながらのハイツの様な物ではなく、シャープな形状であり、また、その四角の凹凸がエンドレスの市松模様の様な配置になっていたり、デザインされた住宅という印象を持ちます。コクヨのカドケシの様なイメージです。
また、ギラギラしていないマットな銀や、グレーで構成されており、箪笥等に見られる日本古来のシャープな四角と、未来的な雰囲気が渾然一体となっております。一言で言って、恰好良い住宅です。

しかし、最後にまた駄目出しになってしまいますが、雨の降りそうな日でしたし、通ったのが平日の昼間という事もあり、人の通りが疎らで、人類が死滅した未来を思い浮かべてしまいました。
居住者、関係者の方、重ね重ねすいません!!!
       駅員@御洒落な箱は出来た。後は活気です。

2005年10月9日(日)
駅日誌(154) 「爆破」

今日は他愛無い話です。
私は喫煙者なので、日々煙草を吸っております。煙草が有害だという事も認めておりますし、携帯灰皿を持ち歩き、ポイ捨ても絶対にしません。
否、そんな下らない愛煙論はさておき…
今日、電車で移動したのですが、電車を降りて、駅から出て、人込みを潜り抜けた後、煙草を吸おうと思ってライターを取り出したのですが、点きません。
何回もシュッシュッと火花を起こす車輪を回しますが、火が点きません。100円ライターではありますが、オイルはまだ2/3も残っています。「風は吹いていないが」と思いつつ、その場は我慢して過ごし、外出の目的を果たしてまた駅に戻って来ました。
電車に乗る前に、今度こそ吸おうと思ったのですが、またしても点きません。
シュッシュッシュッシュッシュッシュッ…

イライライライライライライライライラ…

私は、ライターを地面に叩き付けました。
パン!
ライターは大きな音を立てて爆発し、粉々になりました。周りの人がギョッとしてこちらを見ました。発砲事件、爆破テロ…物騒な世の中です。その反応は正しいと思います。私はそそくさとその場を去りました。

それにしても、ライターって衝撃で爆発するんですね…あの時傍を歩いていた方、御騒がせ致しました。
                                   駅員@ヘタレ爆弾魔

2005年10月8日(土)
駅日誌(153) 「銀幕寸評」

今回は銀幕寸評です。タイトルの右にある☆は、5ツ満点の素人主観的評点です。

「SIN CITY」 ☆☆☆☆
「デスペラード」で有名なロバート=ロドリゲス&クエンティン=タランティーノの監督作品です。原作は同名漫画で、その作者であるフランク=ミラーも監督に加わっています。
主人公は一人ではなく、ブルース=ウィリス、ミッキー=ローク、クライブ=オーウェンの3人が主人公と言えると思います。基本的に、それぞれこの3人が中心となる3つのストーリーが組み合わされて1本の映画になっています。
しかし、それらはバラバラのストーリーではなく、それらが重なる事で、BASIN・CITY(別名SIN ・CITY=罪の街)を表現しています。
この罪の街は、暴力・犯罪・裏切の渦巻き、まさしく無法地帯であり、それを裏で牛耳るロアーク一族がその象徴として登場します。上記の3人の男は、性格・思想信条・立場は異なれど、それぞれ愛ゆえに、それと対峙する事になります。罪の街と愛、これが一本の筋となって、統一感を出しています。
この構成は、上記監督の一人であるクエンティン=タランティーノの名作「パルプフィクション」に通じると思いました。

この映画の特色として真っ先に挙がるのは、その映像でしょう。基本的にモノクロです。そのモノクロの中、部分的にカラーが使われており、その色が強烈な色彩として目に飛び込んで来ます。
女の真っ赤なドレスや口紅が赤く、ロアーク一族の一人が黄色く、パトカーの回転灯が赤と青に光るといった部分に効果的に使われています。また、ヒロインの一人、ゴールディだけが全身カラーで表現され、一際美しい存在として、或いはミッキー=ロークがそれに惚れた度合いが表現されています。

バイオレンスの描写にも余念が無いです。先ず、モノクロである事が、下手なカラーよりも暴力を生々しく表現しています。CGやワイヤーアクションがバレ難い効果があるのでしょう。
また、流血シーンが多いのですが、その血はモノクロでは通常黒くなって目立たない所を、反転させて白くし、まるで昔のテレビアニメの光る流血を彷彿とさせました。ミッキー=ロークが伴創膏だらけになるのですが、その伴創膏も目立つ様に意図的に白くしてある様です。

なかなか面白い作品だったと思います。二度、三度観てみると、初見では気付かなかった発見もありそうだと思いました。特に、プロローグとエピローグに、ジョシュ=ハートネットが出てくるのですが、その本編との繋がりの部分を注目して観たいです。
「パルプフィクション」が好きな方には御奨め出来る作品です。
                             駅員@キャラが濃い映画でした

2005年10月7日(金)
駅日誌(152) 「GT-R PROTO」

再来週より、東京モーターショーの開幕です。私は車好きなので、今回も行こうと思っています。各社、どんなコンセプトカーを出してくるのか、また、どんな市販予定車を出してくるのか、大いに楽しみです。行った折には、当日誌にその事を書こうと思っています。
今回は、日産GT-Rのプロトタイプが出展されます。一昨年のショーでもGT-Rコンセプトは出ていたと思いますが、より実車に近い形での出品でしょう。

そのGT-Rですが、日産が誇るハイパワーGTカーです。
元々は、歴代スカイラインクーペの最速モデルという位置付けの車だったのですが、セダンとクーペを持つ車種に、本格的スポーツカーをぶっ込んでしまったような車で、悪く言えば歪な車です。
セダンは、クーペを作る兼ね合いから後席が狭く、クーペはセダンを作る兼ね合いから、伸び伸びしたデザインが難しくなってしまい、そのネガティブを潰そうと捏ね繰り回している内に、どんどん太り、恰好悪くなってしまいました。そのクーペを元に、レース使用を想定した2.6L直6エンジン(ターボ係数対策の排気量)を搭載した四駆モデルがGT-Rです。
現行型V35スカイラインは、一度その悪しき伝統を断ち、イメージチェンジを図ったのは良かったと私は思います。
特にクーペは伸び伸びとした世界でも屈指の美しいボディだと思います。乗り味は…すいません、乗った事が無いので分かりません。今回のGT-RもこのV35か次のスカイラインをベースにすると思われますが、名前は独立し、ただ「GT-R」となる様です。

先程、四駆と書いたスカイラインGT-Rは、第二期GT-Rを指しています。
80年代末期〜R32スカイライン〜現行の前の型R34スカイラインまでがこれに当ります。その前にもGT-Rはあるのですが、それは随分昔の話。今のカローラよりも軽いボディに2L直6エンジンを積んだFRでした。その第一期GT-Rに関しては、私は実車を見た事があるのは数回しかありません。ですから、その第一期には全くコメントできません。
第二期では、R32が好みです。
上記では、帯に短し襷に長しならぬ、セダンに短しクーペに長しといった車であると悪く書きましたが、このモデルはそういうものを吹き飛ばす恰好良さがありました。

そして、今回のモーターショーで出されるGT-Rは、第三期GT-Rと言えると思います。果たして、どういうマシンが出てくるのか。
自動車産業の今の大命題は、「環境」と「運転の楽しさ」です。前者は言うまでもなく喧伝されていますが、後者にも私は大きな期待を寄せています。
                   駅員@しかし、ガソリンが高いんだ、これが(涙)

2005年10月6日(木)
駅日誌(151) 「全知全能の神」

昨日購入した、「キラー・ストリート」を聴きました(DVDはまだ…休日に観ようと思います)。ボリュームが凄いですね。しかもそのうちの一曲は、シングルでカップリングだった8分の長い曲です。トータルで2時間以上あります。
シングル曲以外で特に私の好みだった曲は、「ごめんよ僕が馬鹿だった」「Mr.ブラック・ジャック〜裸の王様〜」「恋するレスポール」でした。
それぞれ、いかにもサザン型のポップな曲、90年代以降必ず桑田佳祐が入れる社会批判系の曲、ロックロックした曲です。
また、「夢と魔法の世界」「Karaage&Soba」も笑える歌で面白かったです。ロックンロールを基本に、色々な音楽的要素を取り入れたCDで、買って良かったと思いました。
セルフライナーノーツには、桑田佳祐の様々な思い入れが書かれており、これも良かったです。
ただ、その中では「音楽の神様」という言葉が何度か出てきており、過去を懐かしむ様な表現も多く、実は桑田佳祐は自らの才能がいつか涸れてしまう事を恐れている様にも読め、ちょっと寂しくなりました。

さて、神様の話が出た所で、昨日神が降臨した事をここに記そうと思います。
それは、とある球団の来期監督就任決定の会見を、テレビで観た時です。
神は、「全身全霊をかけ、全知全能をかけ、監督業を務めたいと思います」といった様な事をのたまいました。
真剣な顔で、力を込めた御声であり、その言葉に偽りは無いと思いました。聞き間違いでもありません。ちゃんと画面下部に文字も出ていました。
…「全知全能」って!!
読売巨人軍には神が降臨しました。来期は恐ろしい相手になりそうです。

一方、神の漢字が入る阪神タイガースでは、萩本欽一似の男が親会社である阪神電気鉄道の株式を三分の一取得しました。
資本主義社会では、シビアに言うと、資本家が神です。さらには、球団の上場をも視野に入れているそうです。
村上タイガース発足!? …何だか少年野球チームみたいです…。
         駅員@尚、ヒルマン監督は漢字が読めないのに籤を引きました

2005年10月5日(水)
駅日誌(150) 「殺しの道」

東京都港区青山に、「キラー通り」という道があります。
何ゆえそういう名前なのかは分かりませんし、私はそこを通った事もありません。(もしかしたら気付かずに通っているのかも知れませんが)

さて、そのキラー通りを元にしたサザン7年ぶりのニューアルバム「キラー・ストリート」が発売になり、早速購入しました。セルフライナーノーツ、メイキングDVD付き、全30曲2枚組みの大作です。
何故、キラー通りをCDタイトルにしたのか? それは、そろそろ30周年も近い、サザンのレコーディングの歴史にあります。サザンはデビュー当時から、このキラー通りに面したスタジオにてれコーディングしており、しょっちゅうその道を通ってきた歴史でもあるのです。

そのジャケットですが、これは明らかにビートルズの「アビィ・ロード」をモチーフにしています。手前に横断歩道がある道路のデザインです。アビィ・ロードでは、ビートルズのメンバー4人が横断歩道を渡っている図なのですが、そこまでは真似ていないようです。
よく見てみると、海軍みたいな人物が蕎麦屋の出前持ちのように自転車に乗っていたり、黒いコートの人物が後ろ向きに道を横断していたり、遠くから女性がこちらに走ってきていたり、妙にアメ車が多かったり、派手なブレーキ痕があったり、タイヤが転がっていたり、緑色のボールが転がっていたり、遠方に雪山があったり、かなり意味深なデザインです。
私が知らないだけで、色々な名盤のデザインモチーフを組み合わせたものかも知れませんね。この手法は、嘗て「ヤング・ラブ」というアルバムで使われていました。
ただ、会社帰りに購入したので、実はまだ聴いていないのです。これからじっくり聴こうと思います。

う〜む、今日は阪神電鉄株や、富士重工業株、蛇野放し事件等、書きたいネタが一杯あったのですが、これは先送りです。
             駅員@日記ってネタが尽きませんね

2005年10月4日(火)
駅日誌(149) 「血の池地獄」

今回は、血の様に赤い、私の赤っ恥な告白を書きます。

私は若干血の気が多い(ヘマトクリット基準値オーバー)ので、献血をしたくてうずうずしています。しかも、献血所には、カップ自販機の飲料無料飲み放題や、菓子等食べ物食い放題。本棚には本や漫画や雑誌が沢山あり、中々居心地の良い場所なのです。
しかし、嘗て、献血に行った折、問診で撥ねられた事があります。あの時の献血をせずに待合室を通って帰る時の気分たるや、脂汗ものでした。待合室に居た人間は、きっと私の事を性病持ちか何かだと思っているのだろう、と。
「違うんだ! 俺は性病を患っているわけではないんだ!」と叫びたい心境でした。

では、何で撥ねられたのか?
献血前には献血手帳を見せ、その後問診票に記入するのですが、その問診票の中に、問題点が一つ。「過去一年以内に、不特定多数の異性と(省略)がある」という問いがあり、それに「はい」か「いいえ」に丸を付けて答えるのですが、そこで「はい」に丸をしたのです。
これについては嘲って下さい。ええ、行きましたとも、そういう店に何回か! 下衆野郎ですとも、私は!
で、それを提出すると、医師の問診があり、この問いについて問われると、「ちょっとそういう店に何回か」と答えたところ、アウトでしたorz

風俗に行く事自体は、私は悪い事だとは思わないのですが、この時は献血を忌避されることになるなんて! と思いました。金で女を抱くという事は人に血を分け与えられない程に罪深い事なのか! と。
即時、脱風俗宣言発令致しました。

そして、ついに脱風俗宣言発令後、一年以上が経ちました。これで心置きなく献血に行けます。ちょっと行く暇が無かったので、まだなのですが、暇を見つけて、速攻400ml献血する予定です。吸血機(←勝手に命名しました)よ、また私の腕からゴウンゴウンと吸血して下さい。血を心待ちにしている皆様、待っていて下さい。
                  駅員@問診票に嘘を書くのは絶対に嫌なのです

2005年10月3日(月)
駅日誌(148) 「大怪獣バロン対ランダ」

インドネシアのバリ島では、主にヒンドゥー教の一派が信仰されています。インドネシア国民の9割がイスラム教徒なのに対し、バリ島民の9割はこのヒンドゥー教徒だそうです。
その宗教にはバロンとランダという二柱の主神が居ます。テレビや現地で見た方も居ると思いますが、バロンは獅子舞のような恰好をした獣神であり、ランダは同じくらいに派手な魔女の姿をしています。善の神バロンと悪の神ランダが永遠に戦い続け、時勢はそのどちらが有利に戦っているかで決まると言った所でしょうか?ヒンドゥー教の一派でありながら、この構図はゾロアスター教のアフラマズダ対アーリマンの構図に似ています。
因みに、このアフラマズダの名前の後半と、広島の自動車メーカーマツダの綴りは、「MAZDA」で同じです。これは善の神にあやかったという事なのでしょうか?

それはさておき、どうやら今のバリ島では、ランダが優勢の様子です。現地時間10月1日19時頃、イスラム教原理主義過激派と見られるテロリストが連続爆発事件を起こしました。100人を越す死者が出て、その中には日本人も居ました。発生場所はクタ地区という所で、ここでは2002年にも同様の爆破テロが発生しています。
私自身は宗教は玩具だと思っているのですが、特定の宗教を信じるのも大いに結構な事だと思います。しかし、それは他者に危害を加えない限りでの話です。イスラム教そのものが独善的な悪の宗教だとは思いませんが、原理主義の過激派は気に入りません。
そもそも宗教は、心の平安をもたらすものだと思います。自らの心に平安がもたらされれば、それで良いではないか、と思います。それとも、自分の信条と異なる者を排除し続けなければ心の平安が訪れないのでしょうか?寂しい話です。これでは、某国の大統領がドンパチ大好きなくせに聖書に手を置くのと同じですね。
宗教は心の平安どころか、争いの種なのでしょうか?ジーザス=クライスト、ゴータマ=シッダールタ、ムハンマド、ヤハウェ・・・それら誰もが望んでいない事だと思うのですが。
                                         駅員@合掌

2005年10月2日(日)
駅日誌(147) 「銀幕寸評」

レンタルDVDで映画と海外ドラマを観たので、今回は銀幕寸評です。タイトルの右にある評点は、私の主観的なものであり、5ツ☆満点となっております。

「フロム・ダスク・ティル・ドーン」 ☆☆
私の大好きな映画の一つである「デスペラード」と同じ、ロバート=ロドリゲスとクエンティン=タランティーノのコンビの作品です。同じコンビの作品「シン・シティ」が現在ロードショー中ですが、そっちはまだ観ていません。近いうちに映画館で観たいと思っています。
さて、本作品ですが、上記の予備知識から期待して観たのですが、ちょっとガッカリでした。音楽も恰好良く、バイオレンスな雰囲気が良かったのですが、前半と後半が丸っきり違う映画になっちゃっているのです。
粗筋を順を追って書きますと、銀行強盗をした犯罪者兄弟(ジョージ=クルーニーと、タランティーノ)がアメリカからメキシコへ逃亡を図ります。途中で、キャンピングカーに乗った元牧師の親子を人質にし、上手く国境を越えます。国境を超えて、メキシコでの隠れ家を手配してくれる相手との待ち合わせの店に着きます。その店の看板には映画のタイトルでもある「from Dask till Dawn」とあるのですが、これは「日没から夜明けまで」という営業時間の表示です。この頽廃的で荒くれ者の集まるその店に入り、相手を待ちます。
ここまでは銃撃満載のデスペラードと似たテイストで面白かったのですが、ここからがいけません。何と、メキシカン髭おやじもトップレスの御姉ちゃんも含め、店の従業員は皆バンパイアだったです。顔がみるみる異形に変わり、客を襲います。そして、一気に荒唐無稽な世界に・・・!「ドリームキャッチャー」という映画を観た時と同じガッカリ感がありました。

「24」Midnight、1:00、2:00 ☆☆☆☆
話題の24時間をリアルタイムで追う海外連ドラです。今回は1〜3巻が行き付けのレンタルビデオ屋で無料お試しになっていたので、1巻を借りました。
政府の対テロ組織の一員の男が主人公なのですが、24時間という時間の中で、密度の高い物語が進行します。大統領候補の家族のスキャンダル事件、大統領暗殺を目論むテロリスト、対テロ組織の捜査、その組織内に内通者がいる疑惑、主人公の娘の誘拐、これらの事件が平行して進みますので、物語に中弛み的な部分が無く、次から次に緊張感の来る流れです。これらの事件は別個の事件ではなく、繋がっており、続きが観たくなりました。話題なのも頷けます。
ただ、間を空けて観ると、話が分からなくなりそうですね。「あれ?こいつ何だっけ?」という風になりそうです。
           駅員@24って、もう第四シリーズまで出ているんですね・・・

2005年10月1日(土)
駅日誌(146) 「国勢調査」

今年は、五年に一度の天下一武道会・・・もとい、国勢調査が行なわれる年です。これは総務省統計局と各地方自治体が、国勢即ち国の情勢を把握する統計を出す為の調査です。
先日、私の所にも用紙が届きました。10月1日現在の事を記入するとの事なので、とりあえず今日記入しました。
項目は、以下の通りです。
1、氏名・性別
2、世帯主・続柄

3、出生年月
4、配偶者の有無

5、国籍
(1)世帯員数
(2)住居の種類
(3)住宅の建て方
(4)住宅床面積

6、この一週間の労働状況
7、その労働時間
8、従業地・通学地
9、勤務か自営か
10、勤務先名・事業内容
11、本人の仕事内容

ここで、疑問が生じます。この統計の目的には、1、10については、書く必要が無い筈ですよね。その事を、区役所に問い合わせてみました。
休日出勤、おつ!
回答は「必要はないので、書く必要は無いが、本人確認等のため、出来れば書いて欲しい」との事で、表記する部分は、書きたくなければ「拒否」と書いておけば良いそうです。
個人情報保護法を楯に、とことん虐める事も可能ですが、そんな可哀相な事はやめておきましょう。この程度の個人情報は、既に漏れていますから今更隠す事も無いので。・・・と言っておきながら、調査を提出後数日以内くらいに何かの勧誘電話やダイレクトメールが届いたら笑いますが。

さて、面倒なのが、調査員が回収に来るという事です。その時間は家に居なければなりません。何だ?この非効率は?
調査員への賃金も掛かる(=税金=我々の金!)し、被調査者を束縛するし、何か効率的な手を使え!と思います。
          駅員@金返せ!金返せ!金返せ!(アンコール的ノリで)

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              2005年10月度目次
 #146 「国勢調査」 10月1日現在で記入。
 #147 「銀幕寸評」 レンタル:フロム・ダスク・ティル・ドーン、24
 #148 「大怪獣バロン対ランダ」 バリ島テロ。
 #149 「血の池地獄」 献血に関する私の恥ずかしい話。
 #150 「殺しの道」 サザンオールスターズ・キラーストリート。
 #151 「全知全能の神」 原辰則は全知全能だそうです。
 #152 「GT-R PROTO」 日産GT-R PROTO
 #153 「銀幕寸評」 SIN CITY
 #154 「爆破」 100円ライター破裂。
 #155 「江東区の九龍城」 東雲キャナルコートの印象。
 #156 「パキスタン地震」 ビン・ラディン死亡?
 #157 「鷹と海軍」 パ・リーグプレーオフ
 #158 「プロ野球銭手」 球団M&A。
 #159 「半草半獣ハテナ 」 新種生物。
 #160 「決戦」 パ・プレーオフ第二ステージ。
 #161 「サーティーワン」 31年ぶりロッテ優勝。
 #162 「あま〜い」 マックスコーヒー&カップシリアル。
 #163 「Purple Haze」 喫煙率の高い職業。
 #164 「百花繚乱」 フラワーエキスポ。
 #165 「幕張パニック!?」 モーターショーと日本シリーズ。
 #166 「車祭」 モーターショー前
 #167 「ロッテ連勝」 ロッテ強し。
 #168 「野球狂の詩」 暴れるファン。
 #169 「奔流」 流れが止まらない。
 #170 「六手? 否、四手」 日本シリーズ閉幕。
 #171 「地獄の蓋」 世も末よのう。
 #172 「代替品」 ホッピーと自衛隊。
 #173 「猪突」 神戸の猪。
 #174 「同期の桜〜富嶽三十六景」 知人と食事 & 北斎展。
 #175 「人事を尽くして天命を待つ」 空想科学組閣案。